敷地内同居はストレス?ストレスを溜めないポイントと和モダンの家の魅力
公開:2023.08.29 更新:2023.09.29敷地内同居は、義両親が近くにいることで安心感がある一方、ストレスを感じる人も少なくありません。敷地内同居のどのような点がストレスに繋がるのか、ストレスを溜めない為には何に注意すれば良いのか、詳細に解説していきます。
また、敷地内同居でお薦めの和モダン住宅についても解説します。敷地内同居を検討している人は是非参考にして下さい。
目次
敷地内同居はストレス?敷地内同居のメリット・デメリット
敷地内同居をご存じでしょうか?近年増えている形式で、親の所有する土地に、親世代と子世代のそれぞれの別の住宅を建てる形態です。1つ屋根の下で生活する完全同居や、2世帯住宅と比べて、顔を合わせる機会も少なくストレスの少ないように感じられますが、敷地内同居により強いストレスを感じているという声も少なくありません。敷地内同居のメリット・デメリットからストレスを感じてしまう要因について解説していきます。
敷地内同居のメリット・デメリット
メリット
近距離での訪問
敷地内同居では親子間の距離が縮まり、急な訪問や用事に対する時間や費用の負担が軽減されます。親や子がちょっとした用事を気軽に行き来でき、効率的なコミュニケーションが可能です。
滞在時間の短縮
親世帯との物理的な距離が近いため、義父母宅への滞在時間が短くなることがあります。顔を合わせる頻度は増えるかもしれませんが、滞在の際の訪問時間が短縮され、効果的な交流が促進される可能性があります。
家族のサポート
敷地内同居では、緊急時のサポートや介護、荷物の受け取りなどが容易になります。親子間で助け合いや支え合いが行いやすくなり、家族全体での生活支援が期待できます。
経済的・生活面のサポート
食事や食材のシェア、週末の外食代の負担分担など、経済的な支援や生活の助け合いが行いやすくなります。義父母との共有が、経済的な面でも家族の生活を円滑にする手段となります。
子供が親以外と関わる機会が増える
親世帯と子世帯との交流が増えることにより、子供が祖父母と関わる機会が増えます。祖父母との対話や遊びを通じて、子どもたちは新しい言葉や表現を学ぶ機会が増えます。これにより、子どもたちの語彙力やコミュニケーションスキルが向上する可能性があります。
デメリット
監視されている感じがする
近くに住んでいるため、個人の行動や外出時間が知られやすく、自由な行動が制限されると感じることがあるかもしれません。気兼ねなく自分の時間を過ごすことができるかが懸念材料となることがあります。
過度に干渉されるケースもある
食事を度々一緒に取ろうと誘われるケースや、何かと理由をつけて家に上がろうとするケース、合鍵を使って留守中に勝手に入ってきたという話もあります。黙認していると行動がエスカレートする危険もありますし、親切心から声をかけている場合もあります。負担に感じるようでしたら、きっぱりと断りましょう。
甘やかされるリスク
義父母からのサポートがある反面、子どもが甘やかされてしまう可能性があります。バランスの取れた子育てや教育が必要です。
無理な期待や負担
義父母の健康状態や体力によっては、子どもの世話やサポートをすることが難しい場合もあります。無理な期待や負担がかかることがあるので、双方の適切なコミュニケーションが必要です。
ストレスのない敷地内同居の為に出来る事
敷地内同居のデメリットより監視されているように感じることや、過度な干渉がストレスに繋がる事が多くあります。このようなデメリットを解決する為にはどのような対策が有効なのでしょうか?ストレスのない敷地内同居の為のポイントを紹介していきます。
間取りを工夫する
間取りのポイントは窓・リビング・玄関です。それぞれ詳細に解説していきます。
まずは窓について、窓の向きが向い合せの場合や親世帯の目線の範囲内に大きな窓がある場合、目線が気になる、窓を開けるのに気を遣うという事が発生してしまいます。窓を設計する場合は互いの世帯の目線の範囲を想定して設計すると良いでしょう。
次にリビングについて。皆が集まる憩いのエリアであるリビングは気兼ねなくリラックスして過ごしたいですよね。お薦めは2階にリビングを配置する事です。親世帯の目線を避ける事が出来て、大きな窓でも安心です。
最後に玄関について、玄関を開けてすぐ家の中が見えになってしまう間取りだと、室内が散らかっている時や寝起きの姿など見せたくないものが見られてしまう危険もあります。L字の玄関ですと室内が見える心配もなく安心です。
また、郵便物を見られたくない場合は、各世帯ごとに郵便受けを設置することを検討しましょう。
条件を決めておく
敷地内同居の際には、間取りの工夫だけでなく、事前に条件を話し合うことも大切です。以下に、敷地内同居を始める前に話し合っておきたいポイントを紹介します。
合鍵の取り扱いについて
合鍵を渡すことで便利な面もありますが、後悔する人の多くが合鍵を渡さないほうが良かったと言います。合鍵の取り扱いについては慎重に話し合いましょう。
プライバシーの尊重
敷地内同居を成功させるためには、お互いのプライバシーを尊重することが大切です。訪問の際には事前に連絡をすることや、チャイムを鳴らすことなど、守ってほしいルールを明確にしておきましょう。
挨拶の取り決め
同じ敷地内に住むため、朝や帰宅時に顔を合わせる機会が増えます。毎回の挨拶がストレスになることもあるかもしれません。事前に挨拶の方法を決めることで、外出のタイミングに気を使うことなく済むかもしれません。
将来的な両親の介護についての話し合い
遺産や介護のサポートに関する話題は揉めやすいものです。将来的な両親の介護についても事前に話し合い、サポートの方法や遺産の扱い、土地の名義などを明確にしておくことが重要です。
臼井建築で実現する世代を問わない和モダンの家
敷地内同居で子世帯と親世帯両方の住宅を同時に建てる場合、どちらの世帯にも喜ばれるお薦めの家が和モダンの家です。
和モダンとは、日本の伝統的な和風デザインと現代的なスタイリッシュな要素を組み合わせたスタイルです。このデザインは、天然素材の木や竹、珪藻土を主体にしつつ、従来の和室にはないベッド、クローゼット、照明などの要素を取り入れています。
もし、和室の趣きを保ちつつも古さを避け、自然素材を使ってリラックスできる空間を求めるなら、和モダンデザインは世代を問わず魅力的な選択肢となります。
ここで臼井建築の和モダンの家について紹介します。
木造建築に長く携わってきた臼井建築は木造建築のノウハウを活かした耐震性のある自然素材の家を提供しています。和モダンの住宅を多く手掛けているので、落ち着きがあり洗練されたデザインの提案も可能です。
また、臼井建築はリフォームも行っているので、バリアフリー化や間取りの変更にも対応出来ます。臼井建築のモデルハウスより同社の手掛ける和モダンの家を実際に見学する事が出来ます。お近くの人は是非足を運んでみて下さい。
所在地:愛知県瀬戸市西本地町1丁目175番地
Tel/Fax:0561-85-8305
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日
敷地内同居のメリット・デメリットやストレスを溜めないためのポイントについて説明しました。本記事で紹介した通り、事前の話し合いによってプライバシーを尊重するためのルールを設けることが大切ですが、あまり厳格にルールを定めてギスギスとした関係になる事も避けるべきです。
適切な状況に応じて柔軟に対応する姿勢も大事です。お互いに過度な気遣いをせず、程よい距離感を保つ事が重要です。
敷地内同居で和モダンの家を検討されていたら臼井建築がお薦めです。公式ホームページに建築事例や、耐震性を高める仕組みなど紹介されているので、是非そちらもご覧ください。
臼井建築株式会社のより詳細な情報は公式ホームページへ